はじめに
ブログを作るのは、今や誰でも簡単にできてしまいます。しかし作ったブログをたくさんの人に見てもらうのは、一筋縄には行きません。ここでは、たくさんの読者を惹き付けるために、最低限おさえておきたいポイントを紹介します。
読者が読み終えたとき、どう思って欲しいかを考える(ターゲットの明確化)
独りよがりな記事にしないためには、「どんな人に読んでほしいか」とか「どんな人が読んでくれるか」ということを頭の中でしっかりと思い描いておくことが大切です。
ネットは、相手の顔が見えません。そのため相手が理解しているかどうかは、想像するしかありません。必然、顔を合わせて説明するときよりも詳しく説明しなくてはならないのですが、だからと言って、やたらと細かく説明しすぎるのも問題です。ある程度の説明に留めて、「これで理解できない読者は切り捨てる!」ぐらいの姿勢で書かないと、とっくに理解できている読者が飽きて、読むのをやめてしまいます。
自分の記事を読んでくれる人のことを想像して、その人はどんな話を読みたがっているか、想像しながら書いてみてください。
目次とタイトルから考える(文章構成の作成)
ブログを書くときは、まずは構成を考えましょう。
これをせずに行き当たりばったりで書き始めてしまうと、何が言いたいのかよくわからない、とりとめのない記事になってしまいがちです。自分が伝えたい内容を整理して、そこから記事の数と記事のタイトルを考えます。
このとき重要なのは、タイトルそのものではなく、それを考えることでブログ全体の流れをはっきりさせることです。退屈で難しい作業になるかもしれませんが、ここでの作業が最終的な完成度に大きく関わってきます。がんばって乗り切りましょう。
結論から書き始める
ビジネスに役立つ記事を書きたいなら、単刀直入に結論から入ったほうが気持ちのいい記事になります。ブログは物語ではないのですから、どうでもいい前置きを書いたり、妙に結論を焦らしたりする必要はありません。
まず結論を伝えてから、そこに至るまでの経緯を筋道だてて説明するというのが、もっとも読みやすくてわかりやすい形だと思います。
不必要なものはバッサリ捨てて、読者が読みたいことだけを書くようにしましょう。
文章をリズムを付けてダラダラと書かない
物語に起承転結があるように、ブログの記事を書くときにも文章のリズムは大切です。たとえば先の項目で「結論から入る」と言いましたが、これは出だしで読者にインパクトを与える手法です。
出だしでインパクトを与えたなら、次は軽く説明を挟んで、文章にゆとりを持たせましょう。そうして十分に説明ができたら、その説明を元にして新しい情報を提示します。これが、2つ目のインパクトになります。
このような流れを意識することで、より読者の心に響きやすい文章を作ることができます。
ただ、このあたりの機微は感覚によるところが大きく、理解すれば実践できるというものでもありません。たくさんの文章を読んで、理想の流れを掴み取りましょう。
こんなことを書いてもダメです!ブログライティングの失敗例
ここでは、たくさんの人に読んでもらえるようなブログを作るために、これだけはしてはいけないという失敗例を紹介します。
何を食べたかなどの日記風の記事
自分の日記をブログとしてアップするのは、趣味としてならアリかもしれません。しかしそれで読者の数が増えないと嘆くのは、少しお門違いのような気がします。人に読んでほしいなら、人が読みたくなるような記事を書かなくてはいけません。
逆に考えてみてください。
見ず知らずの誰かが今日なにを食べたかなんて、知りたいとは思いませんよね。せっかく書くなら、作った料理のレシピを書くとか、外食なら外食先のレビュー記事にするとか。それぐらいはしないと、人が読みたくなる記事にはなりません。
新製品の発表や売り込みばかりの記事
なにか商売をしている人なら、商品についての記事をブログに書いて宣伝することもあると思います。これ自体は決して悪いことではありません。
ただし、宣伝チックな文言ばかりでは、読者を喜ばすことができません。「結局、宣伝か。」と思われてしまうのが関の山となり、もう二度と訪問してくれなくなります。
そこで、おすすめの比率は、7割は、お店のこととは関係なく、読者の役立つ記事を配信し、残り3割で、たまにお店の宣伝をする。くらいがちょうどいいと思います。
もちろん、テーマごとにブログを分けるという手段もありますが、ブログ運営が大変になるので、最初は1つで運営することをおすすめします。
スタッフに無理やり書かせるダラダラとした記事
ブログを運営するときは、量よりも質を重視したほうが、多くの読者を獲得できます。
中には、「毎日更新しないといけない」なんていう脅迫観念に囚われている方もおられるようですが、ダラダラとした記事を毎日書くくらいなら、質の高い記事を書いた方が効率的です。
もちろん、規定の量をクリアするために仕事場のスタッフに書かせるなんていうのは以ての外です。書く気がない人に無理やり書かせた文章なんて、読んでいて楽しいはずがありません。
前向きに書きたいと思ってくれるスタッフを探すか、それができないなら更新のペースを落としましょう。意味のない記事をダラダラ書くよりも、そのほうが読んでくれる人は増えるはずです。
ブログ記事は、役に立った!人に教えたい!また読みたい!と思ってもらえるものが理想
読者の期待に応える記事を書くことが、読者数アップに繋がります。期待に応える記事とはつまり、読者が読んで良かったと思える記事です。そのために絶対にしてはいけないことは、嘘の記事を書くことです。
「自分は嘘なんて書くつもりはない」と思っている方も、何かの拍子に信憑性の薄いことを書いてしまって、それが結局間違っていた、なんてことがあるかもしれません。
いい加減な記事ばかり書いていると、始めは読者数が上がっても、そのうち信頼されなくなって、読者が離れていきます。目先のことに囚われず、読者との確かな信頼を築き上げられるような記事を書いてください。
書き終わったら、最後にしっかりと見直す(校正)
書いた文章を見直すのは、プロなら当然のことです。プロでなくても、人に有益な情報を与えたいと思うのなら、ぜひ見直しをしましょう。
誤字・脱字のチェックは当然のこととして、他にも、上の項目で書いたようなことがしっかりできているか、最後に改めて確認します。この見直し作業は、できれば文章を書いた次の日以降が望ましいです。書いた直後だと、どうしても主観的に文章を見てしまって、読者の目線で見ることができないからです。
何度も何度も推敲を重ねて、最高の記事を読者にお届けするように心がけましょう。
おわりに
いろいろと書かせていただきましたが、何よりも重要なのは、読者を思いやる心だと私は思います。読者と向き合う気持ちで、人情味あふれるブログを作っていきましょう。
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