Googleアドセンス(AdSense)を設置する方法

ここでは、Googleアドセンス(AdSense)を設置する方法や注意点などをご紹介していきます。

Googleアドセンスとは、自分のホームページやブログなどのWEBサイトに広告コードを張り、その広告がクリックされることで収益を得られる、Googleが提供している広告サービスのことです。

目次

アドセンスの設置を検討する前に

まず、アドセンスを自分のホームページやブログに掲載するためには、Googleの審査を通る必要があります

そのため、あまりにもページ数や記事数が少ない場合や、掲載内容が粗末な場合は、Googleの審査に通らない可能性があるので、審査を申請する前に、予め、ある程度の優良な記事(できれば、20記事以上)をアップできた後に、申請する方が安全だといえます。

審査を通過するためにやっておくべきこと

Googleへ申請する前に、自分のWEBサイトについて、具体的に以下の5つのことをチェックしておきましょう。

  1. 文字数が500文字以上の優良記事を最低20記事は用意しておく
  2. 審査中も記事の更新をし続けていく
  3. 運営者情報もしっかりと掲載しておく
  4. 他の広告は削除しておく
  5. 外部リンクなども削除しておく

アドセンスに申請するときは、最低限、この当たりに気を付けていただければと思います。特に1つ目の記事数と内容は、Googleの審査前にかかわらず、ブログ運営のカナメとなりますので、普段から内容の濃い、良い記事を書くようにこころがけておきましょう。

※また、こちらはご参考となりますが、アメブロは商用利用が禁止となっているため、アドセンスを張ることができませんのでご注意ください。

プログラムポリシーをよく読んでおく

また、最も気をつけなければいけないのは、アドセンスのプログラムポリシーを準拠することです。アドセンスでは、ポリシーに違反して、アカウントが無効になってしまうと、二度とアドセンスプログラムに参加することができなくなります

そのため、アドセンスのプログラムポリシーも熟読しておくようにしましょう

アドセンスのプログラムポリシー

アドセンス設置方法

それでは、ここから具体的なアドセンスの設置手順をご紹介します。アドセンスの審査は、2次審査まであります。

具体的なステップは下記のとおりとなります。

1次審査(5ステップ)

※1次審査の通過結果は、Googleからメールにて審査通過の連絡があります。

  1. Googleアカウントを用意しログインしておく
  2. アドセンスのサイトにアクセス
  3. アカウントの選択
  4. ウェブサイト情報と言語を選択
  5. 連絡先情報の記載

1)Googleアカウントを用意しログインしておく

Googleのアカウントを未だ持っていない方は、まずは、アカウントを作る必要があります。
※既に持っている人は、ご自身のアカウントでログインします。

Googleアカウント作成/ログイン

2)アドセンスのサイトにアクセス

Googleのアカウントが用意できたら、次にアドセンス(AdSense)サイトにアクセスします。

Googleアドセンス

アクセス後は、『今すぐ開始』をクリックします。

アドセンスにアクセスした画面

3)アカウントの選択

続いて、アカウントの選択『はい』をクリック。(Googleアカウントを持っていない人は『いいえ』をクリックして新しいアカウントを作成してください。)

アカウントの選択画面

4)ウェブサイト情報と言語を選択

自分のウェブサイトの情報と言語を選択し、規約を読んで『次へ』をクリックします。

サイト情報を登録する画面

5)連絡先情報の記載

最後に連絡情報を記載します。

国を選択し、アカウントの種類については、個人の方は、『個人』を選択。会社のサイト場合は、『ビジネス』をクリックします。

タイムゾーンなどを入力

続いて、住所や氏名などの連絡先情報を入力して、最後に『お申込みを送信』ボタンを押します。

個人情報の掲載

以上で、一次審査の申請は、完了です。
後日、Googleから審査結果のメールが送られてきますので、しばらくお待ちください。


2次審査(7ステップ)

1次審査の通過メールが送られてきたら、続いては、2次審査の手順に進みます。

※2次審査は、ホームページやブログなどに実際にアドセンス広告を張って、広告が掲載されることで審査完了となります。(審査通過に関するメールはありませんのでご注意ください。)

  1. Googleから1次審査経過のメールが届く
  2. アドセンス管理画面にアクセス
  3. 利用規約に同意して『いますぐ開始』をクリック
  4. 広告の設定から『新しい広告ユニット』を選択
  5. 広告コードを作成
  6. 広告コードのコピー
  7. コピーしたコードをホームページやブログに貼り付け

1)Googleから1次審査経過のメールが届く

Googleからメールが届いたら、アドセンスの広告を作成するプロセスに入ります。

2)アドセンス管理画面にアクセス

メール内に掲載されているリンク、もしく、下記よりアドセンスの管理画面にアクセスします。

Googleアドセンス

3)利用規約に同意して『いますぐ開始』をクリック

アクセス後は、利用規約の同意をし、『いますぐ開始』をクリックして、アドセンスの管理画面に入ります。

4)広告の設定から『新しい広告ユニット』を選択

ここから、自分のWEBサイトに掲載する広告を張るため、Googleアドセンス用のHTMLタグを取得します。※アドセンスでは、ひと塊のタグ(文字列)をWEBページに掲載することで、自動的に広告が挿入されるようになります。

管理画面にログインができたら、『新しい広告ユニット』を選択します。

新しい広告を作成

5)広告コードを作成

続いて、広告コードを作成します。※広告コードには、名前や広告の種類を入力していきます。

  • 名前の項目は自由に決められます。
  • 広告サイズは、スマートフォンでも対応できるレスポンシブを選択しましょう。
  • 広告タイプはテキスト広告とディスプレイ広告を選択します。

最後に『保存してコードを取得』をクリックします。

広告コードの作成

6)広告コードのコピー

ポップアップ画面で広告コードが表示されますので、作成した広告コード(タグ)をコピーして、メモ帳などにペーストしておきましょう。

※ここで作成されたタグがあなたのWEBサイトに張り付けるための重要なものになります。(コードの一部でも編集や削除をするとうまく動かないので、そのままコピーしてください。

広告コードのコピー

7)コピーしたコードをホームページやブログに貼り付け

最後に作成した広告コードをご自身のホームページやブログのサイドバーなどに張り付けて、2次審査の申請は完了です。
あとは、広告が実際に自分のWEBサイトに掲載されるのを待つだけです。(表示までに数日かかることがありますが、実際に自分のサイトに広告が表示されれば、2次審査も通過となります。)

※また、本サービスをご利用されている方は、コピーした広告コードをご連絡いただければ、こちらでWordPressサイトのウィジットに設置させていただきます。


広告掲載後にやるべきこと

表示許可サイトの設定をしておく

無事、広告が掲載されたら、続いて、広告掲載の許可サイトを設定しておきます。

許可サイトの認証を設定しておくことで、悪意ある第三者からのアドセンスの妨害などを予防することができます。(具体的にどんな妨害方法があるのかに関しましては、ここでは割愛させていただきますが、詳しく知りたい方は、『アドセンス狩り』などのキーワードで検索してみてください。)

※アドセンス狩りに会うと、最悪の場合、アドセンス広告のポリシー違反になり、アカウントが停止されてしまう場合もありますので、下記の処理は必ず実施しておきましょう。

1)歯車アイコンから設定を選択

設定画面へ

2)アクセスと認証をクリック

アクセスと認証をクリック

3)『自分のアカウントで特定のサイトの広告表示のみを許可する』にチェックを入れ、自分のドメインを入力し『保存』をクリック

サイトの認証画面

以上で設定は完了です。

この設定により、自分のサイトだけの広告が有効となり、第三者のアドセンス妨害ができなくなります。

銀行口座を登録

現在、アドセンスでは、広告収益が8,000円以上になったら、指定の銀行口座に入金してくれます。そこで、アドセンスの管理画面にて、銀行口座の入力も実施しておきましょう。

銀行口座の登録は、少しだけ特異で、口座情報の確認のためGoogleから少額のデポジット(数十円)の入金があり、その金額を管理画面に入力することで、口座情報の登録が完了します

  1. 歯車マークから、お支払いをクリック
  2. お支払い設定から『新しいお支払い方法を追加』をクリック
  3. 口座情報を入力
  4. Googleよりデポジット金額の入金がある
  5. 振り込まれたデポジット金額を確認し、その値を入力する

1)歯車マークから、お支払いをクリック

表示許可の設定をしたときと同様、歯車マークをクリックして、『お支払い』を選択します。

お支払画面へ

2)お支払い設定から『新しいお支払い方法を追加』をクリック

続いて、左のメニューから『新しいお支払い方法を追加』をクリックします。

お支払設定

3)口座情報を入力

支払いを受ける口座情報を入力します。(氏名や番号は、全て半角で入力する必要がありますので、ご注意ください。)

銀行口座情報の入力

全ての項目の入力が完了したら、『保存』をクリックすると下記の画面が表示されます。

口座情報登録完了画面

また、併せて下記のメールが送られてきます。

デポジット確認メール画面

※口座情報を入力したら、後日、Googleから登録した口座に少額の入金がありますので、ご入金までお待ちください。この入金額を入力することでGoogle側で銀行口座の保有確認をします。


4)Googleよりデポジット金額の入金がある

自分の口座にGoogleからの入金があったら、その金額をメモしておきます。(おそらく、数十円程度の入金かと思います。)

5)振り込まれたデポジット金額を確認し、その値を入力する

再度、アドセンスの管理画面にアクセスし、口座情報の画面を開きます。

その後、『この口座を使用するには、確認を行う必要があります』の横にある『今すぐ確認』をクリックして、メモしておいたGoogleからの振り込み額を入力します。

デポジット金額の入力

Googleからの振り込み額を入力

※振り込み額が間違うと、下記のエラーメッセージが表示されます。(振り込み額の入力は3回までとなりますので、ご注意ください。)

入力を間違えた場合の画面

振り込み額の入力が完了すると、口座情報の登録は完了です。
お疲れさまでした。

確認完了画面

※以降、広告収入が8,000円以上になると、Googleからの支払いが発生します。収益状況は、アドセンスの管理画面から確認できます。

最後に、ポリシー違反には気を付けよう

ここまで非常に長い道のりでGoogleアドセンスの登録をしてきました。このアドセンスを有効に利用するために、広告掲載後もポリシー違反にはくれぐれも気を付けるようにしましょう。ポリシー違反を犯さないためにも、ガイドラインはもう一度、よく読んでおきましょう。→アドセンスガイドライン

改めてのご注意点となりますが、ポリシー違反によって、一度、アカウントが無効になってしまうと、再度アドセンスを利用することができなくなりますので、十分ご注意いただければと思います。

本サイトをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。このサイトでご紹介させていただきました内容が、少しでもお役に立てれば幸いです。

また、以下のソーシャルメディアをフォローしていただければ、最新のWEBマーケティング情報をご取得いただけますので、もし宜しければフォローをお願いします。今後も、読者様の役立つ情報配信ができるように運営させていただきます。





WEBマーケティングに関する解説動画はこちら

本サイトのYoutubeチャンネルはこちら



【スポンサードリンク】

ご意見・ご質問などございましたら、お気軽にご記載ください。

CAPTCHA