現在、TwitterやFacebook、LINE、Instagramなどのさまざまな便利なツールがあります。これらのツールを使って、『いかにビジネスに活用するか』、『いかに集客につなげるか』、ということが多くのところで紹介されています。
ただ、WEB集客を考えるうえで、一番最初にやるべきことは、ズバリ、検索エンジン対策(SEO対策)です。(「いまさら、検索エンジン対策か。」と思われる方がいるかもしれませんが、検索エンジン対策を軽視される方は、実は、検索エンジン対策がうまくいっていない人だと思います。)
なぜなら、GoogleやYahoo!の検索エンジンを使っている人は、何らかの目的を持っている人が多く、ビジネスとして考えた場合は、それらの人に向けて情報発信した方が成約率が圧倒的に高くなります。(もちろん、検索エンジン対策以外のWEBツールの活用はやったほうがいいです。ただ、ここでお伝えしたいことは、まずは、検索エンジン対策をした方が良い。ということです。)
検索キーワードはユーザーの目的
なぜ、検索エンジンから来たユーザーは、成約率が高いのかというと、たとえば、地域の歯医者さんを探したい場合は、「渋谷区 歯医者」、「横浜市 歯医者」など、『地名 + 歯医者』というキーワードを入力すると思います。
この人たちは、いま、まさに、歯医者さんを探しているお客さんなのです。(そのため、TwitterやFacebookのタイムライン上で、たまたま見た人とは質が異なります。)
もっと言うと、地域の歯医者さんを探していて、且つ、親知らずを抜きたいと思っている方の場合は、「横浜市 歯医者 親知らず」と、治療名なども一緒に検索されます。
つまり、具体的なキーワードであればあるほど、より目的な明確な目的を持っているユーザーが来ることになります。
この、具体的なキーワードで検索している人たち向けに、あなたの会社が適切な情報を提供することができれば、あなたのところに来てくれる可能性がグッと高まります。(そもそも、情報を求めている人に、有意義な情報を与えると喜ばれます。)
検索エンジン対策はコンテンツ重視
ご存知のとおり、いまの検索エンジン対策は、いかにユーザーに対して、良質なコンテンツを提供するかが勝負です。
また、WEBマーケティングは、ユーザーとの信頼関係を構築することが最も大切になりますので、ユーザーの目的を達成できるようなコンテンツをどんどん上げていくと、自然と情報を求めているユーザーを集めることができるようになります。
ただし、その際に重要になるのが、「どのようなキーワードで人を集めるか?」ということです。
最適な検索キーワードを選定する方法
あなたのWEBサイトにとって、最適な検索キーワードを選定するためには、以下の2つの手順でおこなっていきます。
ペルソナ設定法
まず、ペルソナという超具体的な顧客を設定し、その人がどのような検索キーワードを用いるかを考えます。
ペルソナを考えるコツは、超、超具体的にお客様を想定することです。
年齢、性別はもちろん、その人の年収や住んでいるところ、仕事、家族構成、趣味などの情報はもちろん、その人が、朝起きたら何を考えていて、昼間は何をしていて、夜寝る前に何を考えるか、など、かなり詳細のそのひととなりを想像します。
そして、ペルソナの設定ができたら、その人が検索エンジンに入力しそうなキーワードを挙げていきます。
キーワード調査法
検索キーワードを選定する方法のもう一つは、ツールを使う方法です。代表的なツールとしては、Google AdWordsキーワードプランナーが挙げられます。
たとえば、キーワードプランナーを使って、『ホームページ』というキーワードを確認すると、次のような結果が得られます。
数値を確認すると、月間平均ボリュームは40,500あり、1ヶ月で4万回以上も検索されていることが分かります。また、併せて、競合性や推奨入札単価も確認できます。(推奨入札単価を見ることで、1クリックの単価を確認できます。)
このように、あなたのサイトに適切な検索キーワードを見つけるコツは、まずはペルソナを想定し、キーワードをいくつか列挙したら、Google AdWordsキーワードプランナーで、実際のキーワードの検索数を確認します。
そして、その中から、月間平均ボリュームが多く、競合性と推奨入札単価が低いキーワードを選びます。
この方法を用いることで、確実に効果が得られるキーワードを見つけることができます。
最初は、ミドルorスモールキーワードや複合キーワードを狙う
『ホームページ』という言葉で検索順位の上位表示をするのは大変です。
ちなみに、『ホームページ』という言葉で検索した場合は、東京都港区のホームページが、広告表示を抜かせば、一番最初に表示されます。
このような、単語一語のビックキーワード(検索数は多いが競合も多い)では、なかなか上位表示することができません。
しかし、検索数は少ないが競合も少ないミドルキーワード・スモールキーワードや、複合キーワードと呼ばれるような、「キーワード1 キーワード2」というような場合であれば、検索順位の上位表示がされる可能性がグッと上がります。
しかも、先にご案内したとおり、検索キーワードが具体的であればあるほど、ユーザーの目的はハッキリしていますので、あなたの商品やサービスに興味を持っている可能性も高いです。
たとえば、『オウンドメディア 設置代行』というキーワードで検索すると、このWEBサイトが一番上に表示されます。(※2016年3月現在)このキーワードで検索する人は、オウンドメディアの設置代行を頼みたい方の可能性が高いため、このサービスを使ってくださる方につながりやすくなります。
このように、(特に初期のころは)数少ないビックキーワードを狙うのではなく、地道にコツコツと明確な目的をもったユーザー向けに、ミドルキーワードやスモールキーワードを狙うことをおすすめします。(これを、ロングテールSEOと言います。)ロングテールSEOであれば、“少ないけれど、目的を明確にしたお客様”を集めることができます。また、塵も積もれば山となるではないですが、コンテンツをコツコツと積み上げることで、結果として総アクセス数も増えていきます。
WEBマーケティングに近道はありませんので、丁寧且つ誠実に役立つコンテンツを作っていきましょう。
以上、ご参考まで。
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