ミステリー小説なら、とりあえず最初のシーンで人を死なせろ!と言わることがあります。
それぐらい、ファーストインパクトは大切だということです。
書き出しがつまらないと本文も読まれない
人が1冊の本を読むかどうか決めるとき、判断基準となるのは大抵、タイトル、著者名、外装と、本文の1ページ目です。人は、最初が面白くなければ、続きを読みません。
ブログ記事を読むときも、検索エンジンには最初の3行ほど本文が表示され、読者はそれを見てこのページを読むかどうかを決めます。
その為、書き出しは、かなり重要なのですね。
逆に言うと、書き出しさえしっかりしていれば最後まで読んでもらえる可能性が高いということです。
擬音ではじめる
擬音語での表現に自信があるなら、擬音語から始めることもできます。
私は小学生の時、『ゴキブリ』という作文を書いたことがあるのですが、その書き出しは、
めちゃくちゃゾッとした。
なぜなら、ゴキブリが僕の手の上に乗ったのだ。・・・
というものでした。※ちなみに、この作文は、市の優秀作品に選ばれました(笑)
このように、擬音語を冒頭に持ってくることで、読者を作品に引き込むことができるのです。
印象的な言葉からはじめる
太宰治の「走れメロス」は、「メロスは激怒した」から始まります。
とても短い一文ですが、作品全体の雰囲気を如実に表し、また次の文を読みたくなるような魅力も兼ね備えた見事な一文だと思います。この手法で肝となるのは、どの言葉を選ぶかです。
「メロスは怒った」では駄目なのです。「激怒」という言葉こそが、強いインパクトとなってくるのです。そのため、言葉選びも重要です。
会話文からはじめる
また、会話文から始める手法も、読者を作品に引き込む力があります。
会話文を見ることで、物語に入りやすくなるため、この手法は小説などにでも良く見られます。
文章の世界に読者を引き込む工夫をしよう!
このように、如何に早い段階で読者を感情移入させるかが、物語を書く上では一つの課題となります。その為、作品の序盤で長い説明を入れるのはあまり良くはありません。読者が感情移入する前に、退屈して読むのをやめてしまうことになります。
書き出しは、読者を惹き付けると共に、その作品の顔となる部分です。
だから、序盤は、分かりやすくインパクトのある内容で進める。このことが大切です。
作品を多くの人に読んでほしいと思うなら、書き出しにはより一層力を入れて書くようにしましょう。
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