質の高い文章を読者に届けたいと思うなら、推敲(見直し)作業は、必要不可欠です。ということで、ここでは、推敲のやり方についてのアイデアをご紹介します。
書いた翌日に、読み手の気持ちになって読み直す
書いているときは『あぁ、これは良い文章だな。』と思っていても、後で見直してみると“とても残念な文章”だったりすることはよくあります。
なぜなら、文章を書いているときは主観で書くために、自分の文章を客観的に見ることができないのです。(これはある意味仕方のないことです。)
そこで、見直し(推敲)作業が必要となります。
文章を見直すときには、読者と同じ気持ちになって見直すことが大切です。また、読み直しをするのは、時間を置くことで、自分の文章がより客観的に見れるようになりますので、書いた次の日以降にするのが望ましいです。
どんな点を気を付けるべきか?
よくありがちな注意点としては、文章の前後が繋がっていないことがあります。
数行の文章であれば、すぐに見つかる点だと思いますが、全部で何千文字という量のテキストの場合は、文脈が複雑になり、間違いだと気づけないことがよくあります。
また、一つの文章を書いている最中に別の言い回しを思いついてしまうと、文法が間違ってしまうことがありますので、その点も推敲するときに見直しするようにしましょう。
勘違いや事実誤認はないか?
ブログやホームページ、Facebookなどのソーシャルメディアで情報発信する場合、その情報が誤っている場合もあります。
インターネットは、誰が見ているかわからないものです。内容に問題があると、ネット炎上することもあるかもしれません。軽い気持ちで書いたことが、知らない誰かに多大な損害を与えることがあるかもしれませんので、注意が必要です。
そんな事態を回避するためにも、自分が書いたことが本当に正しいことなのか、アップする前にもう一度調べ直すことも大切です。どうしても確証が得られないときは、「~と思われます」とか、「~と言われています」といった書き方で、言葉を濁す方法もありますね。
欲張っていくつものを書いていないか?
長すぎる文章はわかりにくく、また回りくどい印象を与えます。
「~であり、」とか、「~ですが、」などといった言葉で文章を続けるのは、できれば、一つの文の中では一度だけにしておきましょう。
また、「~ですが、」で繋がっている文なら、「~です。しかし……」と書き換えるとよりわかりやすい文章になります。
書き出しにインパクトがあるか?
話の書き出しには、ブログ記事なら結論を、物語なら読者を惹きこむようなシーンを書きましょう。参考:文章の書きだしで読者をつかむ!書き出しをうまく書くコツ
どちらにしても、そのあとに読者が続きを読みたくなるようにすることが狙いです。違いがあるとすれば、物語を読む人よりも、ブログ記事を読む人のほうが時間的な余裕がありません。
そのため、ブログを読む人には、少しでも早く役に立つ情報を提供してあげましょう。それによって読者も、「この記事は読む価値がある」と思ってくれ、また訪問してくれるようになります。
日本語という言葉は、かなり曖昧な表現でも許されます。例えば、主語を省略できたり、先の項目で言ったように、言葉を濁すことができます。しかし、これに甘えている内に、つい読者に理解できない文章を書いてしまうことがあります。
明言できるところは明言し、必要な言葉をしっかり書き加えて、読者に優しい文章を心がけましょう。
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