WordPressに記事を投稿するには、WordPressの管理画面にログインして、管理画面上で記事投稿するのが一般的です。※ご参考:一般的なWordPress記事へ投稿する方法はこちら
ただ、記事数を数多く、効率的に投稿したい場合は、いちいち、WordPressにログインして書いていくのは手間と時間がかかってしまいます。
そこで、ここでは、Windows Live Writerというマイクロソフトが用意してくれているアプリケーションを使って、WordPressに効率的に投稿する方法をご紹介させていただきます。(Windows Live Writerを使うと、自分のパソコンから直接WordPressに記事投稿ができるので、コンテンツ制作時間を短縮できますよ!)
Windows Live Writerとは?
Windows Live Writerをひとことで言うと、WordPressの記事制作と投稿作業がむちゃくちゃラクになるツールです。
このツールの良い点は、作った記事を、そのままWordPressにアップロードしてくれる点です。つまり、画像なども、Windows Live Writerを使って挿入しておけば、その画像もすべてWordPress上にアップロードしてくれます。(いちいち、画像のアップロード作業もしなくてよくなるのは、かなり作業効率化が図れます。また、オフラインでもコンテンツ作成作業ができるのも素晴らしいです。)
感覚としては、Wordを書くように投稿制作ができ、その書いた文章をそのままWordPress上に反映できます。(しかも、無料で使えるなんて、マイクロソフトさまさまです。)
Windows Live Writerをインストールする
さて、それでは早速、Windows Live Writerを使える環境を整えていきましょう。
まずは、マイクロソフトのサイトからWindows Live Writerをインストールします。※現在、Windows Live Writerの最新版は、Windows Live Writerは、Windows Essentialsに含まれているので、Windows Essentialsのダウンロードサイトにアクセスします。
次に、ダウンロードしたファイル(wlsetup-web.exe)を開き、インストーラー画面が開いたら、「インストールする製品の選択」をクリックし、今回使いたい「Writer」を選択してインストールを始めます。
Windows Live Writerを起動して環境設定する
さて、無事にWindows Live Writerをインストールできたら、次に、Windows Live Writerを起動します。(アプリがパソコンにインストールされているはずですので、Writerのアプリをクリックします。)
起動すると初期セットアップ画面が開きますので、以下の画面を見ながら設定していきましょう。
※次へをクリック
※ブログサービスは、「WordPress」を選択します。
※ご自分の持っているブログ環境を入力します。ユーザー名、パスワードはいつもWordPressにログインしているアカウント情報を入力します。
※Windows Live WriterがWordPressにアクセスし始めます。
※うまくアクセスできると、テーマのダウンロードの有無を聞かれるので、「はい」を選択します。
※すべてうまくいくと、『ブログが構成されました』とメッセージがでるので、「完了」をクリックします。
これで、Windows Live Writerは完了です。お疲れ様でした。
Windows Live Writerを使ってみよう
Windows Live Writerの使用方法は簡単です。
まず、ファイルから新規記事を選ぶと、あなたのWordPressサイト環境に沿った記事制作フォームが表示されます。
あとは、この中に記事を書いていくだけです。(上記にWordファイルのようなリボンが表示されるので、画像の挿入や見出しの設定もできます。)
ちなみに、画面左下には、「プレビュー」や「ソース」タブがあるので、それぞれのエディタで確認することも可能です。
※プレビューでの表示(プレビューはCSSが上手く反映されていませんでした。)
で、記事の制作がある程度完了したら、『下書きをブログに保存』してみましょう。
WordPressにアクセスするため、パスワードを求められることがありますので、求められたら入力します。
すると、なんということでしょう!WordPressの管理画面にログインしていないのに、WordPressの下書き保存をしてくれます。
本当に保存されているのかを確認するため、WordPressの管理画面にログインして記事一覧を見ると、
Windows Live Writerで作った記事がしっかりと保存されていました!しかも、画像やハイパーリンクもWriterで作った通りに設定してくれています。これで、コンテンツ制作作業がむちゃくちゃ捗りますね!
補足1:最終チェックと投稿処理はWordPress内で行いましょう
ただし、Windows Live Writerは、WordPressへの下書き保存までで止めて置くことをおすすめします。
もちろん、投稿処理までできるのですが、細かいSEO対策(ディスクリプションの記入)などには対応していないので、Windows Live Writerは、WordPressに下書き保存をするまでと割り切って利用することをおすすめします。
補足2:ロカールに保存した下書きファイルはどこ?
ちなみに、Windows Live Writerには、WordやExcelでお決まりの「名前をつけて保存」というものがありません。保存方法は、ローカルへの保存と下書きをブログへ保存の2種類。
ローカル環境で保存をしておかないとオフライン環境ではつかえないので注意が必要です。で、その保存場所を確認したところ、「マイドキュメント」の中の『My Weblog Posts → Drafts』フォルダに格納されていました。
以上、ご参考まで。
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