ページタイトルは、検索順位対策をするうえで、必須の事項ですが、現在のグーグルの仕組みでは、あなたが書いたタイトルがそのまま表示されるわけではありません。
ん?どういうこと?
と思われた方は、この記事が参考になるかと思います。
タイトルは、グーグル側で勝手に書き換えられます
たとえば、グーグルで、『コピーライティングとは(初心者向け)』と入力して検索すると、以下のような検索結果が表示されます。
※ちなみに、この画面は、シークレットモードで検索したので、検索結果はパーソナライズされていません。シークレットモードでの検索方法はこちらの記事をご参考にしてください。
検索結果を見てみると、何ら変なところはないかと思いますが、実はタイトルが勝手に書き換えられています。(正確にいうと、タイトルに文言が追加されています。)どの点が加えられているかというと、黄色の下線を引いた『-オウンドメディア構築サービス』というサイト名が加えられています。
『本当か?』と疑う人のために、該当ページのソースコードもお見せしておきます。
これが、ページのソースコードですが、<title>タグには、サイト名が入っていないことがお分かりいただけると思います。
でも、検索結果には、勝手にサイト名が追記されています。
これは、簡単な例ですが、グーグルの検索結果では、このようなタイトルのリライトが頻繁に行われています。(ヤフーもグーグルの検索エンジンを使っているのでは同じです。)
他にも、
- 長いタイトルが簡略化されて表示される
- スマートフォンとの表示結果が異なる
- タイトルだけじゃなく、説明文(ディスクリプション)も変更される
ということが、実は数年前から行われています。(WEB運営に携わる方なら、参考として、このようなことも覚えておきましょう。)
最近では、画面サイズによって、タイトルの掲載文字数が変化するようになりました
さて、次の話題です。
グーグルの検索結果に表示されるタイトルが変わることは前からありましたが、最近では、ユーザーの画面サイズによって、表示されるタイトルの文字数が変更するようになったようです。
2016年5月4日頃から、グーグルのウェブ検索における検索結果ページのメイン領域の幅が拡大されたようです。
これにより、検索結果ページに表示されるタイトルや説明文の文字数が、日本語で次のように増えているようです。
タイトルの文字数が4文字ほど増加
- これまで:28文字~31文字程度
- これから:32文字~35文字程度
説明文も1行の長さが7文字ほど増加
- これまで:42文字程度
- これから:50文字弱
検索結果画面上で、タイトルの表示文字数が増えることは、良いことのように思えますが、だからと言って、長いタイトルを付けるのは、あまりお勧めできません。
基本、タイトルはできるだけ短くした方がいい
なぜなら、長いタイトルだと、上記に説明したように、Google側で勝手に短くされたり、改変されてしまうから。
短いタイトルにサイト名が追記されるくらいならいいですが、長いタイトルが改変されて、意図とは違うタイトルになったら困ります。
また、最近はスマホからのアクセスが大半を占めるようになり、Googleもスマホ対応を大切にしています。
以上のことからも、次のことが言えます。
ページタイトルは、できるだけ短くした方がいい
ここで、ヤフーニュースのタイトルを見てください。
ほとんど、13~15文字以内で掲載されています。
ヤフーニュースのタイトルは、少ない文字数で以下に多くの情報を分かりやすく伝えるかを徹底しています。(ヤフーニュースのタイトルは勉強になりますので、たまに、どういうタイトルを付けているか?という観点で見てみるといいと思います。)
タイトル文字数は30字以内にしよう
これまで、グーグルの検索結果に表示されるタイトルは、いろいろと仕様変更されてきました。(32文字から28文字になったり、今回のように、ユーザーの画面によって35文字まで表示できたりと…。)
グーグルの仕様がたびたび変更される中、僕の個人的な意見としては、あまりにも短いタイトルだと、SEOのロングテールも狙いづらくなり、長いタイトルは改変されるので、とりあえず、30文字以内なら基本的にOK!ということにしています。
30字なら、キャッチなコピーを入れることもできますし、SEO用のキーワードも入れることができます。
ちなみに、この記事のタイトルも『ご存知でしたか?Google検索結果のタイトルが勝手に書き変わることを』でジャスト30文字。だからOKです。
ということで、今回は、Googleの検索結果についてご紹介させていただきました。ご参考になれば幸いです。
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