ネット広告をビジネスに活用する場合の最終ゴールは、商品やサービスを使っていただくことです。
しかし、そのゴールに到達するには、いろいろな関門が存在しています。今日は、その中でも、“一番最初に訪れる関門”についてのお話をさせていただきます。
ネット広告の第一関門は、なんと言っても、“クリックしてもらうこと”(スマホの場合はタップしてもらうこと)です。
この記事を読まれている方は、おそらく、マーケティングや集客に興味を持っていたり、既にいろいろなことを勉強している人がほとんどだと思いますので、“最初の行動を起こしてもらう大切さ”は理解されていると思います。
ワンクリックからすべてが始まる
ネット広告では、たまたま見た広告をユーザーにクリックしてもらい、そこから、ランディングページを読んでもらい、最後に興味をもったお客さんから、お問い合わせや申込みをしてもらいます。(これが、いまの主流のネット広告を活用した集客方法です。)
そのため、まずは、広告をクリックしてもらわなければ、何も始まりません。
(クリックしてもらうか否かが、最初の関門であり、重要課題のひとつなのです。)
そして、そのために必要となるのが、“キャッチコピー”です。
このキャッチコピーの文言の違いにより、クリック率は劇的に変わります。
では、どうすれば、より多くの方に、自分の広告をクリックしてもらえるでしょうか?ここでは、キャッチコピーを作るための2つのポイントをご紹介させていただきます。
効くキャッチコピー2選
1)ユーザーを特定して呼びかける
「◯◯の方へ」や「●●でお困りのあなたへ」と、特定の方を呼びかけるキャッチコピーは、使い古された方法ですが、いまでも有効なキャッチコピーです。
なぜなら、人は、「自分のことだ!」と思ったら、見ずにはいられないものだからです。また、この方法が有効なのは、クリック率が上がると同時に、成約率も上がる点です。
なぜなら、キャッチコピーで特定のユーザーに呼びかけ、そのユーザーに商品・サービスを説明をするのだから、ランディングページで伝えるメッセージも的を得て、自然と成約率も上がります。
2)キャッチコピーで全て伝えない
キャッチコピーの目的は、あくまでも、ランディングページに誘導するためのものでしかありません。
そこで、できれば、“中身が気になる”キャッチコピーを使う方がいいです。
中身が気になるキャッチコピーとは、
たとえば、
- 「どうやって私はたった1ヶ月で10キロも痩せることができたのか?」
- 「このダイエット法なら、好きなだけ食べても大丈夫。」
- 「◯◯を使ったら、新陳代謝が30%も多くなりました。」
など、「ん?これは気になる!」という情報を入れてあげます。(注意:ただし、嘘や膨大広告は、お客様の信頼を無くし、逆効果になりますので、絶対にやってはいけません。)
商品・サービスを使って得られることを、“誠実、且つ、クリックしたくなるように書く”のです。(この当たりは、バランス感覚が必要です。)
また、キャッチコピーについては、ジョン・ケープルズの『ザ・コピーライティング』を読まれるとより多くの気づきが得られると思います。
※この本の使い方としては、本のテンプレートをそのまま使うのではなく、ニュアンスだけ取り入れて、自分の頭で考えたコピーを作成するようにすると、新しくて独自のコピーが完成すると思います。
まとめ
- 千里の道も一歩から。
- ネット広告の成功も1クリックから。
1クリックしてもらうためには、キャッチコピーを改善しましょう。
最後にご質問です。
『いまのあなたが出しているネット広告は、あなたのことをまったく知らない人でも、クリックしたくなりますか?』
ぜひ、このことをもう一度確認してみてください。
そして、基本を学んだら、後は、テスト、テスト、テストです。あなたのネット広告で一番クリック率が高いコピーを選んでください。
以上、ご参考まで。
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