ネット広告の勘違い|“すぐに売ろうとする”、“トップへ誘導する”

よくあるネット広告の勘違い2

多くの方が、ネット広告のやり方が間違っていますので、ここでは、その勘違いを直していきたいと思います

ネット広告で、すぐに売ろうとしてはいけない

ネット広告を使って、いきなり商品やサービスを売ることを、マーケティング用語で、“ワンステップマーケティング”と言います。一方、ネット広告で、一度見込客を集めて、その後、商品やサービスを売ることを、“ツーステップマーケティング”と言います。

どちらがネット広告に適しているかというと、ほとんどの場合は、“ツーステップマーケティング”が適しています。

階段を登る図

インターネット上でのビジネスは、対面販売とは異なり、お客様との信頼関係が築きづらいです。(対面であれば、相手の身なりや言葉遣い、雰囲気、リアクションなど、さまざま情報があるため信頼を得やすいです。)

そのため、たとえ、あなたが素晴らしい商品を売っていたとしても、ネット広告でいきなり販売しようとしたら、そのお客様は、確実に逃げていきます。(あなたも、訪問販売などで、いきなり、押し売りやセールスされるのは、嫌ですよね。)

(※補足)

『押し売りやセールスはダメ!』ということは、ある意味、当たり前のことなのですが、ネットでビジネスをしようとすると、なぜか、ほとんどの方が、この間違いを犯してしまいます…

押し売りやセールスに分類されるワンステップマーケティングに対して、一見すると、周りくどいやり方である、ツーステップマーケティングは、結果として、費用対効果が、“確実にいい”のです。

ツーステップマーケティングとは、具体的に何をすればいいのか?

ツーステップマーケティングは、商品やサービスに興味がある方から、まずは、お客様からご連絡やお問い合わせをしていただくところから始まります

そして、ご連絡をいただいた方に対して、質問に答えたり、お客さんにとっての優良情報を配信したりして、徐々に信頼関係を構築していきます。

その後、あなたの商品やサービスが、“本当に必要な方”(←ここ重要です。)に対してだけ、商品/サービスを提供していきます。

『商品やサービスを必要としている方にだけ、あなたの商品を販売する。』

これなら、お客さんもハッピーですし、あなた自身もストレスがないと思います。

そのため、ネット広告では、“押し売りは一切しない。セールスもしない。”ということを、頭に入れておいていただければと思います。

ネット広告で、トップページに誘導するのはもうやめよう

実は、これも結構多い間違いです。

「えっ?広告バナーやリンクをクリックしてしまったお客様を、トップページに誘導するのは何がいけないの?」

と、不思議に思う方も多くいるかもしれません。

しかし、ネット広告からユーザーを誘導するのであれば、その“商品専用のページ”に誘導しなければ、コンバージョン率が劇的に下がります!

ダメな例

トップページに誘導されたお客さんは、他の商品も見て買ってくれると思うかもしれませんが、残念ながら、そんな人は、99.9999%、いません

ネット広告から誘導されたお客さんは、その商品のみに少しだけ興味があって、突発的に、超気軽な気持ちでリンクをクリックしただけなのです。だから、広告に掲載されていた商品以外のものが掲載されていたり、トップページから商品を探す必要があったら、すぐに離脱していきます。(※あなたにもそんな経験はありませんか?)

そのため、ネット広告では、広告からのリンク先として、トップページに誘導するのはやめて、商品専門の“お客様を集めるためのページ”を用意して、そこでお問い合わせをしてもらうようにしましょう。※こちらの方が、100%成約率が上がります。

【まとめ】

今日のお話をまとめると、

  • ネット広告でのワンステップマーケティングはやめよう。
  • ネット広告では、まず見込み客を集めよう。
  • ネット広告のリンク先にトップページを誘導するのはやめよう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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