ランディングページのキャッチコピーの意味をはきちがえていませんか?

WEBページを制作する際には、どんなページでも、キャッチコピーを考える必要があります。
特に、ランディングページ(セリングページ)のキャッチコピーは、超、超、重要です

ちなみに、ブログなどのコンテンツページのキャッチコピーは、記事のタイトルだと思っていただいて、間違いありません。※コンテンツページのタイトル(キャッチコピー)も重要です。
コンテンツページとセリングページの関係性はこちら

間違ったキャッチコピーのイメージ

キャッチコピーという言葉を聞くと、間違った解釈をされる方が多いのですが、ランディングページの場合には、気の利いたセンスのいい言葉は、キャッチコピーになりません

例えば、インターネットで『キャッチコピー』という言葉で検索すると、以下のような言葉が出てきます。

  1. おいしいを、ずっと。あたらしいを、もっと。(ケンタッキー)
  2. 話さなくてもわかる。話せばもっとわかる。家族だからね。(味の素グループ)
  3. 愛は食卓にある。(キューピー)
  4. お金で買えない価値がある(マスターカード)
  5. この星にたしかな未来を(三菱重工業)
  6. どこまで行ったら、未来だろう。(ソニー)
  7. 「ただいま」と「いってきます」の間にあるこの時間が私は好きだ。(積水ハウス)
  8. うれしいこと 全力で。(トヨタ自動車)
  9. 小さなクルマ 大きな未来(スズキ ※自動車)
  10. 学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる。(JR)
  11. 明日、世界が滅びるとしたら、今日、何をやるだろう。(セイコーホールディングス)
  12. ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う。(ティファニー)
  13. ちょっと欲しいが、たくさんある(ユニクロ)
  14. ひとのときを、想う。(日本たばこ産業 JT)

上記は、有名企業のキャッチコピーの一例です。

もちろん、既に多くの方に認知され、ブランドを確立している有名企業のキャッチコピーであれば、これでも問題ないのですが、WEBサイトからコンバージョンを得ることを目的とするランディングページの場合には、全く違うアプローチが必要になります。(※と言うか、上記のようなセンスのいい言葉たちは、ほとんど役に立ちません。)

ランディングページのキャッチコピーとは

そもそも、キャッチコピーとは、ランディングページの場合、どの部分になるかというと、『ユーザーが、WEBページを見た時に、最初に目に飛び込んでくる文言』のことを言います。(※コンテンツページの場合は、記事のタイトルを初めに見る場所となりますので、キャッチコピーはタイトルということになります。)

※ランディングページのキャッチコピーサンプル
ランディングページのキャッチコピー例

一番最初に見る文字ですので、キャッチコピーは非常に重要な部分なのですが、マーケティングをあまり理解していない方が、「キャッチコピーを考えなさい。」と言われると、先ほどの有名企業が使っているような、センスのいい言葉をイメージしてしまうので、注意が必要なのです。※実際、多くのWEB制作会社やマーケターでさえも、ランディングページのキャッチコピーの意味をはき違えている場合が多々あります。

キャッチコピーの役割と作り方のコツ

ここで、一度、キャッチコピーの役割についておさらいしておきたいのですが、ランディングページのキャッチコピーを作る理由は、読者に、本文へと読み進めてもらうためだけにを作ります

ここは、重要ですので、もう一度言います。

ランディングページのキャッチコピーの目的は、読者に、ページ本文へと読み進めてもらうためだけにを作るのです

インターネットユーザーの特徴は、ページの冒頭(※ファーストビューと言います)を見て、自分の欲しい情報があるかないかを一瞬の判断でしています。もし、そこに、自分の欲しい情報がないと思ったら、ユーザーは、すぐにブラウザの戻るボタンを押して、ページから離脱してしまいます

そのため、仮に、WEBページ中程に素晴らしい内容があったとしても、キャッチコピーが失敗していたら、その内容が読まれることはありません。

そして、読者にページ本文に読み進めてもらうには、センスのいい言葉よりも、読者の欲求を刺激するキャッチコピーを使った方が、反応率が劇的に上がるのです

読者の欲求を刺激するキャッチコピーとは、例えば、髪の毛の商品を扱っている会社が、

『髪は長い友達』

というキャッチコピーを使うよりも、

『髪の毛が増えて、自分に自信が持てました!』

というように、お客様の欲求(ベネフィット)を刺激した方が、「おっ、このWEBサイトには自分の欲しかった情報があるかも!?」と本文を読んでくれる確率が上がるのです。

まとめ

ここでは、ランディングページのキャッチコピーの作り方の基礎中の基礎のお話をご紹介させていただきました。

最後に、今回ご紹介したキャッチコピーのポイントをまとめさせていただきます。

  • ランディングページのキャッチコピーは、センスのいいコピーではダメ
  • キャッチコピーの目的は、本文に読み進めてもらうためだけに作る
  • 読者に本文を読んでもらうためには、読者の欲求を刺激する言葉を使う

ランディングページを作る際には、最低限、上記の基本を押さえた上で、キャッチコピーを作った方が、より反応率が上がると思いますので、ご参考にしてください。

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