ほとんどのコンバージョンを目的としたランディングページ(セリングページ)には、追伸が書かれています。
コンバージョンを目的としたランディングページの全体像は、大体こんな感じです。
ここでは、セリングページの追伸部分に関する役割と意味をご紹介させていただきます。このお話は、WEB上でのコピーライティングの基本中の基本となりますので、ぜひ、参考にしてください。
そもそも、追伸って本当に必要か?
そもそも、ランディングページに追伸は必要なのでしょうか。
これは、基本的には、必要だと言えます。
なぜなら、コンバージョンを目的とするセリングページの場合は、どうしても商品やサービスの説明部分が多くなり、長いページになります。※長いページは見栄えが悪いために、ページを別に分けることを考える方がいますが、ページを分割してしまうと、その分、離脱率が高くなることが分かっていますので、セリングページは縦長のページになります。
大前提として、ユーザーは、あなたの文章を“読みません”
そして、大前提として、セリングページを、全部読みたいと思っている人は、ほとんどいません。
作り手は、ユーザーが、一言一句欠かさずに読んでもらっていると思っていますが、そんな人は誰もいないのです。(あなたも、このブログ記事をいま、一文一文を全てじっくりと読んでいませんよね?)
そのため、特に長いセリングページは、さっさとスクロールされて、必然的にページ最後の結論部分(クロージングコピー)が見られることになります。
コンバージョンを目的とするランディングページの場合のクロージングコピーには、『先着◯◯名様』とか、『お申込みは今すぐこちらから』とか、行動を促すための売り込み文句が満載ですので、この部分を最初に見たユーザーの心理としては、「何だ、結局売り込みか。」と思って、ページを離脱していきます。
これでは、サービス提供者も、せっかく来てくれたユーザーには、本質を伝えることなくさよならされてしまいますし、ユーザー側も、本当は必要な情報を見逃してしまいます。
そこで、読み流しユーザの離脱を防ぐために設置するのが、追伸です。
追伸に書くべきこととは?
ところで、この追伸部分には、何を書くべきでしょうか?
“追伸”という名前の通り、ページ内で言い忘れたことを書くべきかというと、実は、そうではありません。
ランディングページの追伸で書くべきことは、そのページのサマリー(まとめ)を書きます。
ランディングページの追伸は、流し読みをするユーザーのために用意するべき箇所です。そのため、ランディングページで説明してきた内容をもう一度、分かりやすくまとめる必要があります。
あなたが提供する商品やサービスの特徴、メリット、価格、割引情報などを一目でわかるようにページ最後部に設置しておけば、流し読みしてきたユーザーにも、その情報を見てもらえるようになります。
ユーザー自信が、サービスの内容を理解した上で、必要ないと判断して離脱したのか、単なる売り込みだと思われて離脱したのかは、天と地ほどの差があります。(もし、あなたのランディングページに追伸部分が設置されていない場合には、今すぐ設置しておきましょう。)
まとめ
- コンバージョンを目的とするランディングページには、追伸部分が必要
- 追伸は、流し読みユーザーの離脱を防止のために設置する
- 追伸には、ページ内容のサマリーを書いておく
コピーライティングは、ある意味科学ですので、一定のルールがあります。そして、そのルール通りにやれば、文章力がなくても、コンバージョンが取れるようになります。そのルールのひとつが追伸なのです。ぜひ、ご参考にしてみてください。
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